最近アイドルグループ「King&Prince」のメンバー岩橋玄樹クンや「SexyZone」の松島聡クンもパニック障害の治療に専念するため休養すると発表して話題になっているパニック障害。
決して特殊ではなく、ありふれた症状(管理人は病気とは思っていないので、本記事では、あえて病気とはいいません)です。
狭いところや人前で話すなど、逃げ出せない状況になると、突然動悸(ドキドキ)がして、息苦しくなって、身の置きどころがなくなり、パニックになってしまいます。
一度この症状を経験してしまうと、同様に逃げ出せない状況になったときや、実際にはそうではなくてもそう考えただけで、発作が起こってしまい、ひどくなると怖くなって外出もできなくなります。
でも、ご安心ください。このパニック発作は、精神科の通院や、森田療法などの特殊な方法を取らなくても、個人輸入できる比較的安価な薬を飲むことで、十分に克服可能です。
トラウマになってしまっていても、症状自体を抑え込むことが可能です。以下ではパニック障害とその克服法について医師である管理人が解説します。
目次
パニック障害を根本から克服するために効果的な薬(個人輸入)について医師である管理人が解説します。
パニック障害は、決して精神が弱いために起こるものではありません。実際、パニック発作が起こった方の大部分は、精神疾患の既往があるわけではなく、普通の日常生活の中で、ある時突然、発症しているのです。
この症状には、自律神経のコントロール不調が関係しています。
パニック障害とは?
パニック障害(パニック発作)は、特に誘引無く、あるいは緊張状態を含めた交感神経系の刺激がある状況で、急に心悸亢進(ドキドキ)し始め、そのコントロールが困難になってしまう状態です。
交感神経とは、緊張状態になったとき、それに備えるための神経で、例えば動物が外敵に襲われたときに、戦闘態勢を作るために働く神経反応です。この反応は、本能的なもので、自分の意思ではコントロールできないことから、「自律神経」と呼ばれます。
パニック障害は、もともと緊張しやすかったり、あがり症だったりする方に起こりやすく、一旦交感神経が強く出てドキドキしてしまうと、そのことが不安を誘発して、息苦しくなって、声が出なくなったり、冷静に行動できなくなってしまいます。
極端な話、溺れたりするときは皆パニックになっているはずですが、これは自律神経の当然の反応で、それはパニック障害とは言いません。
パニック障害とは、比較的軽いプレッシャー状態や、何もなくても不安を感じて(予期不安)、自律神経のコントロールができなくなり、パニックのような状態に陥ってしまうことをいいます。
自律神経の反応ですので、精神が弱いわけでも、パニック発作が起きたときから精神病になったわけでもありません。
パニック障害は自律神経の一時的な反応ですので、その反応がおさまれば症状も落ち着きます。
重要なことは、こういった症状は理屈を理解することで、十分に克服可能であるということを知っていることです。
どんな状況で発作がおきるの?
一般にパニック発作は以下のような状況で起こりやすいとされています。
- 他人の前でのプレゼンやパフォーマンスなど
- 満員電車内や飛行機内など
- 何かが起こりそうな不安(予期不安)
- 真っ暗な状況など恐怖を感じる場面
など、強いプレッシャーがかかったり、逃げ道が少ない状況、あるいは周りから見てなんとも無くても、自分の中で逃げ道が少ないと感じたりした場合(予期不安といいます)などに起こりやすいとされています。
パニック障害は精神疾患?過呼吸症候群やあがり症との違いは?
パニック障害の場合には、予期不安による発作的な発症があるとしても、あがり症や過呼吸症候群と体の中で起こっていることは同様です。
いずれも自律神経のコントロール不調で起こります。決して精神疾患ではありません。
関連記事>>極度の緊張症、ドキドキ、あがり症に効く薬はこれ!
パニック障害の一般的な治療
パニック障害を訴えて精神科や心療内科を受診すると、通常は抗うつ薬やマイナートランキライザーという薬を処方されることが多いと思います。
しかしながら、理屈の上では、抗うつ薬やトランキライザーは動悸を抑えることはできません。あくまで予期不安を出にくくする効果があるだけです。
そのため、抗うつ薬やトランキライザーでは、自律神経のコントロール不調である本症状を根本的に改善するのは難しいのです。
パニック障害を克服するために重要なこと
ここからが本題です。
パニック障害を克服するために重要なのは、この発作が上に書いたような一時的な体の反応で起こっていて、それを抑えれば十分克服できるということを知ることです。
何度も強調しますが、パニック障害は精神疾患ではありません。初期段階で抗うつ薬やトランキライザーのような強い薬を処方されて、逆に副作用や依存性でかえって具合が悪くなる方を何人も見てきました。
重要なことは、心悸亢進(ドキドキ)を、以下で紹介する薬でほぼ完全に抑えられることを知ることです。それにより、気持ちが安定して自信がついて、さらに完全克服に近づいていきます。
ただし、予期不安があまりに強い場合や、自律神経症状以外の心身の不調がある場合には以下の薬は効果的ではない可能性がありますので、その場合には無理をせず、医療機関を受診することをおすすめします。
パニック障害の症状を抑えるために有効な薬(個人輸入)
パニック障害を克服するためには、予期不安を解消して、自律神経の過剰反応が起こりにくくなるような薬を内服すること、これに尽きます。
そのために適している薬は、心悸亢進(ドキドキ)の抑制効果が高く、しかも長時間に渡り作用する薬です。
昔から、心悸亢進を抑制する薬としては、もともと降圧剤として処方されていたインデラルという薬が有名です。この薬、以前は個人輸入できたのですが、最近はできなくなりました。
インデラルは心悸亢進の抑制作用は優れているのですが、作用時間が短く、パニック障害に対する薬としては今ひとつです。
そこでおすすめは、以下に紹介する、メインテートジェネリック5mg(Biselect)とコンコール(Concor)5mgです。
本剤「メインテートジェネリック」は薬効成分「ビソプロロールフマル酸塩」を含有する「メインテート」のジェネリック医薬品です。
「メインテートジェネリック」は心臓の働きを活発にするホルモンであるカテコールアミンが心臓の特定部位であるβ受容体に結びつくのを遮断することにより、脈の乱れを整えたり、心臓の収縮をゆっくりさせて血圧を下げたり、心筋の酸素の需要を減らし狭心症の発作を予防したりします。
「メインテートジェネリック」は、1日1回の投与で24時間効果が持続し、肝臓・腎臓の2ルートでバランスよく代謝されるという特徴をもっています。
日本でも承認されている「メインテート錠」は、0.625mg、2.5mg、5mgとありますが、こちらの「メインテートジェネリック」は同薬効成分「ビソプロロールフマル酸塩」を5mg含有しています。
(オオサカ堂ホームページより)
本剤「コンコール」は薬効成分「ビソプロロールフマル酸塩」を含有する、心臓を休ませ血圧を下げる薬です。
「コンコール」は心臓の働きを活発にするホルモンであるカテコールアミンが心臓の特定部位であるβ受容体に結びつくのを遮断することにより、脈の乱れを整えたり、心臓の収縮をゆっくりさせて血圧を下げたり、心筋の酸素の需要を減らし狭心症の発作を予防したりします。
「コンコール」は、1日1回の投与で24時間効果が持続し、肝臓・腎臓の2ルートでバランスよく代謝されるという特徴をもっています。
日本でも承認されている「メインテート錠」は、0.625mg、2.5mg、5mgとありますが、こちらの「コンコール」は同薬効成分「ビソプロロールフマル酸塩」を5mg含有しています。
(オオサカ堂ホームページより)
いずれもβブロッカーという薬で、もともとは高血圧患者向けの薬ですが、心臓に直接作用して、心拍をおさえ心臓を休ませる作用があるのがこの薬の特徴。
緊張で心拍数が上がってしまうのを抑えてくれるんですね。1日持ちますので、朝1回内服しておけば、その日はドキドキしなくなります。
※不安を抑える効果はありませんので、不安やうつ傾向が強い場合には、精神科等を受診することをお勧めします。
どちらも成分は同様で、飲み方も同じです。
最短で4日程度で海外から届きます。
注意:激安通販サイトで中国製の粗悪品が販売されていますので注意してください。
飲み方ですが、毎日あさ1/4錠ずつの内服で、ドキドキを抑える効果は1日持続します。おそらくこの量で充分に抑えることは可能ですが、プレゼンや移動など、当日イベントがありそうな場合には追加で飲んでおくと安心ですね。なお、最大1日1錠程度までであれば、副作用なく内服可能です。
この薬を飲むと、予期不安はほぼ抑えられますし、緊張する場面でも、今までであればドキドキしていたはずが、緊張はしてるけどドキドキしない不思議な状態になります。
まずは内服を開始して、自信をつけてください。予期不安がなくなっていくのを実感できるでしょう。そして、自分にあった量や飲み方を見つけましょう。
オオサカ堂のカスタマーレビューを見ると、この薬は血圧の薬としてより、ドキドキを抑える薬として利用されているのがよくわかりますので、是非参考にしてみてくださいね。
薬の値段は高くないの?
上に紹介しているメインテートジェネリック5mg(Biselect)は100錠で送料込み、1972円(2019年8月現在)です。おすすめの内服方法は1日1/4錠ですので、400日分となります。約1年分で2,000円もしないって安いと思いませんか!
コンコールは30錠で1582円ですので、1日あたりにしたら少し割高になりますが、それでも十分に安いと思います。この値段で長く悩んでいたパニック障害が克服できたら最高のコストパフォーマンスですね!
メインテート、コンコールの副作用は?、長期使用は安全?
副作用について
徐脈、心胸比増大、房室ブロック、低血圧、頭痛・頭重感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、けん怠感、浮腫、尿酸上昇、クレアチニン上昇、呼吸困難、血清脂質上昇
稀に、心不全、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
(オオサカ堂ホームページより)
心臓に抑制的(徐脈、降圧)に作用する薬ですので、そういった症状が副作用としてでる可能性があります。具体的には、内服後、疲れやすくなったり、ふらついたりして、明らかに調子が悪くなった場合には、内服量をへらすか、一旦やめてみて、場合により医療機関を受診してください。なんとなく、程度で日常生活に支障がなければ、継続してみることをお勧めします。
もともと降圧薬なので、長期使用を前提につくられているし、長期使用での副作用研究や実績も十分ですので、長期の使用についてはほぼ心配ないと思われます。
また、βブロッカーは気管支喘息を増悪させることがあるので、気管支喘息の方は十分にご注意ください。
パニック障害の薬による克服まとめ
- パニック障害は決して精神疾患ではありません。誰にでも起こる可能性があります。
- パニック障害の本態は、一時的な自律神経の不調による心悸亢進(ドキドキ)です。
- このドキドキをコントロールできればパニック障害は十分に克服可能です。
メインテートジェネリック5mg(Biselect)とコンコール(Concor)5mgは、心悸亢進(ドキドキ)の抑制効果が高く、しかも長時間に渡り作用するパニック障害の克服に適した薬です。コストパフォーマンスも高いです。
本記事により、一人でも多くの方がパニック障害を克服することができれば嬉しいです^^。
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