この記事では、人に言えずに1人で悩んでいる方が多いと思われる以下のような症状に効く!薬をご紹介します。
こんな症状がでると、外出したくなくなりますし、積極的に取り組めなくなりますよね
閉所恐怖症、乗り物恐怖症、広場恐怖症、etc・・・
「・・・恐怖症」とは?
いわゆる「・・・恐怖症」といわれる症状。「おれ高所恐怖症なんだ」とふざけて言う方は多いですが、そういった方は大抵は本当の恐怖症ではなく、ただ怖いだけです。
本当に「・・・恐怖症」といわれるのは、「・・・」の状況になったときに、ドキドキ(動悸、心悸亢進)してパニックになり、その場から本気で逃げ出したくなるような症状です。例えば以下のような状況で起こります
- 新幹線や飛行機などの混んでいる乗り物
- 狭い乗り物(観覧車やゴンドラなど)
- 歯医者などの治療
- エレベーターやMRIなどの狭い空間
- 周りになにもない広場や暗闇
- 皆の前でのプレゼンやあいさつなどの時
- そのほか逃げ場のない状況
「・・・恐怖症」の人は、これらの状況になると漠然とした不安に襲われ、パニックになります。
そして、一度そのような経験をすると、トラウマになり、次回以降はそういった状況になるのを避けるようになります。
最もつらいのは、みんなが楽しんでいることを積極的に楽しめなくなってしまうこと、ではないでしょうか?
閉所恐怖症、乗り物恐怖症、広場恐怖症、過呼吸発作、パニック発作どれも元(原因)は一緒です
多くの人はドキドキしたきっかけがある
閉所恐怖症や乗り物恐怖症、原因はなんだと思いますか?
多くの人は、テレビ等でこういった症状が取り上げられると、他人事なので「精神が弱いから」とか「努力が足りないから」と考えます。
でも、考えてみてください。皆さんは自分が精神的におかしいと思いますか?そういった状況にならなければ薬もいらない、普通の人ではないですか?
このような症状は決して精神病ではありません。
思い出せるかわかりませんが、何かのときに急にドキドキしてその場から逃げ出したくなった「きっかけ」があるはずです
つまり、原因は何かのきっかけで心臓のドキドキのコントロールができなくなったことなんです。
これがいわゆるトラウマです。
恐怖症の原因は自律神経のコントロール不調
この、心臓のドキドキのコントロールができなくなるのは、医学的に説明ができます。
心臓の動きは、自分の意志で速くしたり強くしたりはできません。心臓の動きをコントロールしているのは自律神経(交感神経と副交感神経)です。
この自律神経は自分の意志でコントロールできない臓器の動きや働きを制御します(例えば食後の胃の動きなど)。
人間の心臓は、敵に襲われて逃げなくてはいけない状況などとっさの状況では、交感神経が興奮して、本能的にドキドキするようにできています。
恐怖症の方は、この交感神経の興奮する閾値(ハードル)が低いため、一般の人は大丈夫な状況でも、交感神経が興奮して心臓が反応してしまうのです。
この、交感神経の興奮する閾値が低い点は、精神的にどうこうというよりは、もともとの性格的なもので、そこに上のようなトラウマが重なって症状として発現するのです。
自律神経の不調には早めに対処しておく必要があります
恐怖症の原因が、決して精神疾患ではなく、自律神経のコントロール不調であることは理解していただけたと思います。
ただし、この自律神経の不調に対しては、早めにコントロールしておかないと、どんどん自信がなくなってきて、本当にうつ病などの精神疾患を発症してしまう可能性があります。
ですので、早めの対処がとても大事です。乗り物や閉所のような、因果関係がはっきりとしているうちに、自律神経をコントロールして自信を取り戻しましょう。
以上の恐怖症の説明はすべての方にあてはまるものではありません。他の原因や、精神疾患によるものもありますので、必要に応じて精神科医にご相談ください
早速個人輸入できる薬をご紹介します
どんな状況になってもドキドキしなくなる薬があります
恐怖症には、自律神経に直接作用する長時間型のβブロッカーといわれる薬がオススメ
恐怖症の症状は、心臓の反応からくることはご理解いただけたと思います。
この症状は、いつ起こるかわからないことから、長時間に渡って、心臓の過剰な自律神経反応を抑えてくれる薬が理想的です。
その薬が、以下でご紹介するβブロッカーです。
そう、このβブロッカーといわれる薬は、ほぼ心臓に選択的に作用して、脈が早くなるのを抑える効果があります(もともとは高血圧の薬です)。しかも丸一日効果があります。すごい薬だと思いませんか?
この薬が、クリニックにわざわざ行かずとも、個人輸入で手に入ります。便利な世の中になったものです。以下にご紹介します。
メインテートジェネリックとコンコールがあり、どちらも同じ薬です。メインテートのほうが値段がやや高めですが、割安です。
(薬名または画像をクリックすると、オオサカ堂ホームページから注文が可能です)
「メインテートジェネリック」は心臓の働きを活発にするホルモンであるカテコールアミンが心臓の特定部位であるβ受容体に結びつくのを遮断することにより、脈の乱れを整えたり、心臓の収縮をゆっくりさせて血圧を下げたり、心筋の酸素の需要を減らし狭心症の発作を予防したりします。
「メインテートジェネリック」は、1日1回の投与で24時間効果が持続し、肝臓・腎臓の2ルートでバランスよく代謝されるという特徴をもっています。
日本でも承認されている「メインテート錠」は、0.625mg、2.5mg、5mgとありますが、こちらの「メインテートジェネリック」は同薬効成分「ビソプロロールフマル酸塩」を5mg含有しています。
(オオサカ堂ホームページより)
本剤「コンコール」は薬効成分「ビソプロロールフマル酸塩」を含有する、心臓を休ませ血圧を下げる薬です。
「コンコール」は心臓の働きを活発にするホルモンであるカテコールアミンが心臓の特定部位であるβ受容体に結びつくのを遮断することにより、脈の乱れを整えたり、心臓の収縮をゆっくりさせて血圧を下げたり、心筋の酸素の需要を減らし狭心症の発作を予防したりします。
「コンコール」は、1日1回の投与で24時間効果が持続し、肝臓・腎臓の2ルートでバランスよく代謝されるという特徴をもっています。
(オオサカ堂ホームページより)
実際に飲む量ですが、予防的に飲む場合は朝1/4~1/2錠飲めば十分です(私も毎朝1/4錠飲んでいます)。
イベントがあって確実に動悸を抑えたい場合にはイベントの数時間前に追加で1/4~1/2錠内服してください。
メインテート、コンコールともに1日1錠までなら大丈夫です
抗うつ薬や精神安定剤との違いは?
結局の所、精神科のドクターは自分がその症状を経験したわけではないので、患者に本質的に何が起こっているのか理解できていないことも多いんですね。
抗うつ薬や精神安定剤は、「脳に作用する薬」です。作用する場所が異なるので、薬の効果が全く異なります。
「脳に作用する薬」は、脳の機能をある程度麻痺(眠気やボーっとする作用)させることで、上で説明した交感神経の興奮する閾値を上げる(反応を鈍くする)効果があります。
一方で、「脳に作用する薬」では、ドキドキは抑えられないため、人によっては副作用だけが出て、逆に具合が悪くなることもあります。
症状によっては精神安定剤と併用したほうが効果的なこともありますので、個々の症状に応じて精神科等でご相談ください
コストパフォーマンスも抜群!
メインテートやコンコールは、一見高そうにみえますが、実はコストパフォーマンスも抜群です。
メインテートジェネリック5mg(Biselect) 2009円/100錠
コンコール(Concor)5mg 1611円/30錠
で購入できます。メインテートは1錠わずか20円!私の飲み方ではこれで4日分ですから、1日当たりわずか5円です!(2000円で半年以上持ちます)
メインテートのほうが割安ですが、コンコールも十分安いですね。まずお試しでコンコールでもいいでしょう。
βブロッカーの副作用はあるの?
ちなみに上でご紹介したメインテートは私自身も毎日内服しています。副作用は全く感じません。むしろ不整脈(心室性期外収縮)もなくなっていい感じです。
βブロッカーは主に心臓に作用する降圧薬ですので、眠気など、脳機能への副作用はありません。依存性もありません。
一方で、薬自体の作用として、血圧を低下させたり、徐脈になったり、喘息を悪化させる作用がありますので、多く飲みすぎるとこれらの症状が出る可能性があります。
睡眠障害が出ている場合には、効果がマイルドなサプリを併用するのがオススメ
乗り物や閉所恐怖の症状が出ている方は、同時に睡眠障害を伴っていることも多いと思います。
症状としては、入眠障害(寝付きが悪い)、中途覚醒(寝付きはいいのに、すぐ起きてしまう)、早朝覚醒(朝早く目が覚めてしまう)が主なものです。
最も多いのは、おそらく中途覚醒で、この睡眠障害パターンはうつ病の初期症状でもみられます。寝たと思ったら目が覚めてドキドキしてその後寝られないというものです。
上で挙げたβブロッカー(メインテート、コンコール)は長時間作用型ですから、1日1回の内服でこの中途覚醒にもある程度効果はあります。
ただし、睡眠障害がある場合には無理をせずまずは睡眠導入作用のあるサプリなどを併用するのがおすすめです。
以下のようなサプリがオススメです(薬名または画像をクリックするとオオサカ堂ホームページへリンクします)。
メラトニン(Meratonin)3mg[Source Naturals社製]
Source Naturals(ソースナチュラルズ)社のメラトニンは、睡眠導入サプリメントです。主成分のメラトニンとビタミンB6を補給することにより、睡眠へと導くサポートをします。
メラトニンは、脳の松果体で分泌されるホルモンで、睡眠と覚醒のリズムを整える働きがあります。日中、日差しを浴びるとメラトニン分泌は減少し、夜間になるにつれ、分泌量が増えていきます。メラトニンが分泌されることで、睡眠の準備が整ったと身体が認識をしますが、不規則な生活が続いたり、強いストレスなどが生じると、メラトニンがうまく分泌されず寝つけないなどの原因になります。Source Naturals社のメラトニンを使用することで、メラトニンを補給することができ、心身をリラックスさせ、心地よい睡眠へと導きます。
ビタミンB6は、神経伝達物質の合成に関わる成分で、精神の安定に寄与します。神経伝達物質が不足すると、不安・緊張・イライラ等を引き起こし、不眠の原因となることもあります。ビタミンB6を補給することにより、神経伝達物質の不足を解消し、不眠の原因となるストレスを抑制します。
Source Naturals社のメラトニンは、ストレスなどが原因で寝つきの悪い時や、時差ぼけの症状改善などに推奨するサプリメントです。
◆用法
人によっては、半粒でも十分です。医師の指示が無い限り、1日2粒を超えて摂取しないでください。
(オオサカ堂ホームページより)
ソミナーは睡眠改善薬です。有効成分のドキシラミンを含有しています。
ソミナーは、寝つきが悪い、眠りが浅いなどの一時的な不眠症状を改善する薬です。
ヒスタミンが脳内のヒスタミン受容体に結合すると、覚醒作用を示します。ソミナーに含有されている有効成分のドキシラミンは、脳内のヒスタミン受容体を遮断することで、覚醒の維持に関与するヒスタミンの働きを抑え、自然に近い眠りに導きます。
ソミナーは、抗ヒスタミン作用を有する睡眠改善薬です。
◆用法
または、医師の指示どおりに服用してください。
(オオサカ堂ホームページより)
ソミナーはアレルギーなどに使用される抗ヒスタミン薬と同タイプの薬です。日本では「ドリエル」などが有名ですね。
乗り物恐怖、閉所恐怖症などの恐怖症克服法 まとめ
- 「・・・恐怖症」は様々な状況で不安に襲われる症状です
- 精神疾患というよりは、自律神経のコントロール不調による症状です
- 動悸・心悸亢進にはβブロッカーが著効します
- 睡眠障害がある場合にはサプリでの対処がオススメです
こんな薬があることを知らなかった方も多いと思います。ドキドキする不安をなくして、明日から何事にも積極的になってみませんか!
本記事が、乗り物や閉所などへの恐怖で積極的に行動できない皆さんの参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
今回は恐怖症の説明でしたが、パニック障害やあがり症なども似たような病態です。以下で解説していますので興味のある方は御覧ください
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