若年~中年男性の多くが悩んでいるAGA型脱毛症(いわゆる若ハゲ)ですが、何を隠そう?この私もアラフィフではありますが、ここ数年薄毛に悩まされております^^。
現在2種類の外用発毛剤(ミノキシジルとデュタステリド)を併用していますが、この2つの発毛剤の併用がいい感じです。
そこで、AGAについての概要とともに、現在使用している発毛剤について、実体験を交えてレビューしてみます。
目次
外用の発毛剤で、ミノキシジルとデュタステリドを含むリグロースラボM5とD5αを実際に使用してみたのでレビューします
AGA (Androgenic alopecia)とは?
AGAとは?
AGA(Androgenetic alopecia男性型脱毛症、いわゆるハゲ)は比較的若い年齢から始まる男性の薄毛です。
脱毛は、男性ホルモン受容体が広く分布する頭頂部や前頭部にみられるとされています。両方の領域で脱毛症状がみられることのある一方、いずれかの部位に限局してみられることもあります。
AGAの発症には、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が関与しているとされています。男性ホルモンが強い人はAGAになりやすいという俗説?があります。
AGAには遺伝的素因も関係していると考えられています。親父がハゲてて子供がハゲるパターンてよくみますよね。まあ、親をうらんでもしょうがありませんが、実際遺伝の関与は強いです。
AGAになると、毛が細くなってきて全体のボリュームが減少してきます。年齢は20代後半から40代後半で多くみられます。
ちなみに、女性の場合にも頻度は低いですが、同様の症状が出ることがあります。女性の場合は閉経後に発症することが多く、頭頂部の毛髪が薄くなる傾向があります。
AGAの治療
AGAの治療は、発毛剤や育毛剤などの各種外用薬や内服薬が使用されます。クリニックでは、通常は内服薬が基本となります。
内服薬として有名なのは、フィナステリドと呼ばれる抗アンドロゲン薬(商品名:プロペシア、フィンペシアないしデュタステリド)です。もともと前立腺肥大の患者に投与されていて、発毛が偶然見られたことから、発見されたと言われています。
もうひとつ、内服薬として、フィナステリドとは別の作用機序であることから併用されることが多いのがミノキシジルと呼ばれる血管拡張薬です。ミノキシジルは外用薬としてリアップが有名ですね。
内服薬は、全身に作用することから、個人的にはポストフィナステリド症候群などの副作用が心配で使用していません。理屈の上でも、頭の毛だけを増やしたいのに、全身に作用する内服薬は不要と考えています。
一方で、外用の発毛剤は、局所に作用することと、全身性の副作用が発現しにくいと考えられることから、薄毛の治療としてはリーズナブルではないかと考えています。
あとは、治療の時期も大事ではないかと思います。完全に脱毛してしまって、毛根がなくなってしまっては、おそらく発毛剤の効果はないのではないかと思います。薄毛が気になり始めた時期からの治療開始が大事ではないかと思います。
本記事では、外用剤の発毛剤を使い始めて、いい感触を得ていますので、その経過と、薬を紹介したいと思います。
リグロースラボM5&D5α(外用ミノキシジル、デュタステリド)の使用経過
今回レビューするのは外用のミノキシジル、デュタステリドです。
2019年6月より、始めることにしました。以前から、軽度の不整脈がありますので(歳ですね・・・)、ミノキシジルの副作用である、不整脈がなるべく出ないように、ミノキシジル濃度は5%のものとして、デュタステリドを含有しているスプレーを併用することにしました。
以下に、使用経過と薄毛の進行についてまとめましたので御覧ください。
なお、内服薬は一度も使用していません。
なお、写真についてはなるべく角度等、条件を合わせるようにはしていますが、光の加減などで、多少見え方が違っている可能性がありますのでご了承ください。
2019/6/18 リグロースラボM5 & D5α使用開始~
2019年の6月半ばから、発毛剤の仕様を開始しました。まずは、下で紹介しているリグロースラボのM5(ミノキシジル5%含有)とD5α(デュタステリド)の2剤で開始することとしました。
7/21 開始後1ヶ月、初期脱毛のピークが襲う・・・
その後、よく言われるように、初期脱毛が襲ってきましたT_T
リグロースラボM5とD5αを使い始めて約1ヶ月です。このあたりが初期脱毛のピークだったようです。かなり薄くなったのがわかります。
シャンプーをしていても、頭頂部を触ると手に髪の毛が必ず数本はついてきます。シャワーで流しても、毛が少しずつ落ちてくるのが見えるような状態でした。
じつはこのころは「このまま脱毛が続いたらどうしよう」とかなり焦っていました^^;。
その後、徐々に脱毛が治まってきました。
シャンプーをしても手に毛がほとんど残らなくなってきて、「毛が抜けていない」ことがわかるようになってきました。
2019/8/29 少し回復
その後、1ヶ月を過ぎたあたりから、ようやく回復の兆しが・・・
こちらが、リグロースラボM5とD5αを使用して約2ヶ月の状況です。散髪前のため、やや毛量が多い時期ではありますが、目に見えて改善しています。
シャンプーの際にも、明らかに抜け毛が減っているのがわかります。これでようやく一息つけました^^。初期脱毛、結構怖いです。
2019/9/25 維持できています
その後の状況です。
薄かった部分がだいぶカバーできてきました。あとはこの状態がいつまで維持できるかですね。
2019/10/29 変わりなく
先月とほぼ変わりない状態です。
一見すると薄毛に見えないかもしれませんね。かなりの効果です。
2019/12/8
効果は持続しています。相変わらず、入浴時の抜け毛が少ないです。
2020/1/15 散髪してきました
数日前に散髪したのですが、その時のカットがいい感じだったので、床屋さんで写真を撮ってもらいました。
後ろから見ると上の方が少し薄いですね^^;。でもこれくらいであれば問題ないのではないでしょうか。
カットとしては、頭の上側の髪が薄いところと、側面の濃いところの境界付近まで刈り上げてもらう(イメージとしてはソフトモヒカンないしハーフ丸刈り)と、比較的薄毛も目立ちませんので、お試しあれ。
いつまでこの状態がキープできるか。この後も月一回程度状況をレポートして参ります^^。
ここまでの経過をみても、副作用が心配な内服ではなく、外用の発毛剤で十分なように思われますが、いかがでしょうか?
また、あくまで個人的な感想ですが、外用剤であっても、ミノキシジル単独ではなく、フィナステリド併用の効果が大きいように感じられます。
グロースラボM5とD5αの併用がいい感じですので、以下ご紹介します。
外用発毛剤リグロースラボM5 [ミノキシジル5%]とリグロースラボD5α [デュタステリド0.5%]の購入方法(個人輸入)
ミノキシジル5%含有外用発毛剤リグロースラボM5
ミノキシジル5%配合といえば、リアップが思い浮かびます。リアップは日本製ということで、安心ではあるのですが、非常に高価(1本約7,000円程度)です。
下記のリグロースラボM5は、リアップと同様のミノキシジル5%含有の外用薬です。個人輸入で、リアップの半額以下で購入が可能です。
髪・頭皮のメカニズムを紐解き、毛髪にまつわる悩みを解決するRegrowth Labs(リグロースラボ)から、ミノキシジル5%の育毛剤が登場です。
M5は、リアップX5プラスと同じ有効成分のミノキシジルを5%含有した育毛剤です。痒みの原因となるプロピレングリコール(PG)を使用していないので、頭皮へやさしい処方となっています。
ミノキシジル 5%
日本で唯一、壮年性脱毛症への発毛効果が認められている成分です。既に始まってしまった脱毛の進行を予防するだけでなく、発毛の効果もあります。毛細血管を拡張させ、頭皮の血行を促すとともに、毛母細胞へ直接働きかけることで、毛周期における成長期を延長させます。
◆用法
1回2プッシュ(1mL)を1日2回、毛が薄くなったり、細くなったりしている部位へ塗布する。
その後、2~4分間、頭皮をマッサージする。
(オオサカ堂ホームページより)
デュタステリド5%含有外用発毛剤リグロースラボD5α
リグロースラボD5αはデュタステリド5%を含有した外用の発毛剤です。抗アンドロゲン作用により、脱毛を抑制します。
リアップと異なり、同様の作用機序の外用薬は国内では販売されていませんが、ミノキシジルとは異なる作用であることから、併用により効果が期待できます。
こちらはミノキシジル外用薬(リグロースラボM5)より値段が高めですが、以下から個人輸入可能です。
髪・頭皮のメカニズムを紐解き、毛髪にまつわる悩みを解決するRegrowth Labs(リグロースラボ)から、デュタステリド配合の育毛剤が登場です。
D5αは、アボルブやザガーロと同じ有効成分のデュタステリドを含有した育毛剤です。デュタステリド以外にも、アゼライン酸、Trichogen™ブレンドが髪の成長を後押しします。痒みの原因となるプロピレングリコール(PG)を使用していないので、頭皮へやさしい処方となっています。
デュタステリド
男性型脱毛症(AGA)治療薬のザガーロカプセルと同じ有効成分です。Ⅰ型およびⅡ型の5α-還元酵素を阻害することで、活性型アンドロゲンのジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えます。
アゼライン酸
毛根中の毛乳頭細胞にある5α-還元酵素の働きを阻害し、男性ホルモンであるテストステロンが、脱毛症の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)へと変化するのを抑制し、髪の毛が薄くなるのを防ぎます。
Trichogen™
細胞代謝を刺激しながら、髪質を強化して、毛髪の表面を修復します。ケラチンへの吸着性が良好で、持続性があります。特に後頭部で有用な育毛ブレンドです。
◆用法
1回2プッシュ(1mL)を1日2回、毛が薄くなったり、細くなったりしている部位へ塗布する。その後、2~4分間、頭皮をマッサージする。
(オオサカ堂ホームページより)
※個人輸入の場合、申込みから到着まで最速で一週間程度はかかります。御理解の上、ご自身の状態を考慮して、計画的にご注文ください。
外用発毛剤の副作用について
ミノキシジルは血管拡張薬であることから、血圧低下や、不整脈などの副作用があることが知られています。内服に比べると血中濃度がかなり低く抑えられるため、副作用の頻度は低いですが、可能であれば濃度が低めのものを使用するのが良いでしょう。
フィナステリドの副作用としては、特に内服ではうつ症状や性欲の減退などが知られています。外用であればやはり血中濃度はかなり低く抑えられるため、副作用の頻度は低いものと考えられますが、同様の副作用が出現する可能性はあります。
ただ、いずれにしても、全身に作用する内服と異なり、外用薬であれば、副作用の頻度ははるかに低下するものと考えられます。
発毛剤リグロースラボM5とD5αの効果まとめ
- AGAは、比較的若年からみられる薄毛(ハゲ)の症状です。
- AGAは男性ホルモンと遺伝の関与が考えられています。
- AGAの治療薬として、内服と外用がありますが、副作用の点から、外用がおすすめです。
- 管理人が実際に使用した際の効果について写真で紹介しています。
- ミノキシジルとデュタステリドを含有する外用の発毛剤(リグロースラボM5&D5α)とその購入方法を紹介しています。
本記事が、私と同様に薄毛に悩む方々のお役に立てば嬉しいです^^。
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